病院紹介Hospital Referral

当病院は、患者さまや市民の方のアクセスがよい国道39号線沿いに位置しています。最新の医療設備を導入し医療介護環境の充実を図り、地域の皆さまに親しまれる開かれた病院を目指しております。

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診療案内表Doctors Timetable

外来担当医師の診療表をご覧頂けます。
かかりつけ医の診療日を事前にご確認頂けますので、ご参考にしてください。
※医師の診療時間は都合により変更になる場合が御座いますので予めご了承ください。

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診療時間Opening Hours

平日 (午前) 9:00~12:00 / (午後) 13:30~16:30
土曜日 (午前のみの診療) 9:00~12:00
休診日 日曜日 / 祝日 / お盆 / 年末年始
面会時間 9:00~20:00

整形外科のご紹介

整形外科は、運動器の疾患、損傷の治療を行うところです。身体の芯になる骨・関節などの骨格系とそれを取り囲む筋肉やそれらを支配する神経系からなる運動器の機能的改善を治療する科で、背骨と骨盤というからだの土台骨と、四肢を主な治療対象にしています。
当院では、加齢により変形した関節疾患、打撲や捻挫、骨折、骨粗鬆症など患者様一人一人それぞれの多岐にわたる疾患に対して、親身になって応じ安心して治療に取り組めるよう心がけております。

変性関節疾患
膝や腰など、加齢や様々な外的要因によって関節回りが痛んだり腫れたり…患者様それぞれの症状に合わせて、理学療法・薬の投与などでつらい症状を治療します。
骨折・靭帯
複雑な症状の場合は今後の生活も問題なく過ごせるよう整復固定・修復手術も必要です。手術の際は不安がないよう親身に丁寧にご説明致します。
人工関節
痛みの原因となる部分を人工関節に置き換えることにより機能回復・痛みの軽減ができるよう手術・治療します。
リハビリテーション
患者様が円滑に日常生活を過ごせるよう、当院の理学療法士・作業療法士がそれぞれの症状に対して最適な療法をご提案します。

股関節治療について

当院では股関節疾患に対し、最先端の治療法と専門的な医療サービスを提供しています。関節の痛みを軽減し動きを取り戻すことで、患者様がより快適な日常生活を送れるよう支援することを目指しています。

①手術が全てではなく保存療法という手術をしない方法を大切にしています。
②手術が必要な方には、低侵襲人工股関節手術による早期回復を目指しています。

股関節について
股関節は、骨盤と大腿骨からなる人体最大の関節であり可動域が広く、歩行や姿勢の維持に欠かせません。その可動域を実現しているのは、球状の関節とその大部分を占める軟骨です。変形性股関節症や関節リウマチなどによりこの軟骨が痛んでしまうと、可動域が狭くなり、運動に痛みを生じるようになります。股関節の骨が突然壊死する大腿骨頭壊死症も比較的頻度の高い疾患ですが、発症機序が未だに解明されておらず治療は手術に頼らざるを得ないこともあります。
また、骨粗鬆症が進むと、股関節は転倒などの軽いけがでも容易に折れてしまう特徴があります。骨折した場合は、多くは手術が必要となります。 いずれにせよ、痛みが出現した場合には、早期の受診をお勧めします。
変形性股関節症
日本人では一般に寛骨臼形成不全という股関節の生まれつき、または成長の不具合が原因で発症します。また、正常な発育であったとしても、運動量や体重による負荷でなる場合もあります。症状が軽い場合は、運動療法や内服が適応になります。形成不全が原因にあった場合は、進行的に悪くなる場合があり、手術が勧められることもあります。その際は、年齢や股関節症の進行具合で、治療は主に骨切り術と人工股関節置換術が適応になります。
変形性股関節症の主な症状
痛み:歩行時や立ち上がる際に股関節や鼠径部に痛みを感じる。
可動域の低下:足の動きが制限され、靴下を履くのが難しくなることも。
歩行困難:進行すると長時間の歩行が難しくなり、杖が必要になる場合も。
大腿骨近位部骨折(大腿骨頚部骨折・大腿骨転子部骨折)
高齢者が転倒した際に受傷しやすい骨折のうちの一つです。痛みのため歩けなくなることが大半ですが、中には歩行可能な場合もあります。保存的治療では治癒は難しい部位で、手術をしない場合は生活レベルが著しく悪くなること(寝たきり)や、余命が短くなるとの報告もあり、高齢者であっても手術が推奨されます。リハビリに長期間かかるような無理のかかる手術は体力的にも厳しい面があり、できるだけ低侵襲で疼痛の少ない手術が望まれます。骨粗鬆症がベースにあることが多く、骨粗鬆症の治療もあわせて行うことが重要です。
人工股関節全置換術
人工股関節置換術では、前方最小侵襲手術(筋肉を切らない手術)を行っています。後方進入手術のように、手術後に脱臼の心配をしながら生活する必要もありません。手術後の早期感染もありません。両側同日手術も可能です。高度変形例や再置換術についても可能な限り対応いたします。低侵襲で正確な手術により、術後早期からリハビリテーションが可能となり、術前の生活への早期復帰をサポートします。
多くの股関節手術では、皮膚のしわと交わる方向に傷が作られることが多いですが、しわの方向に傷を作った方が、綺麗に傷が治り目立ちにくくなることが知られています。股関節手術(人工股関節置換術)を受ける患者さんに対し皮膚のしわと同じ方向に傷を作って手術を行っています。小さいだけでなく、美容上目立ちにくく治ることが期待できます。

大病院にはないフットワークの軽さを活かして、術前の待機期間をなるべく短縮し、術後は患者さんのニーズに応じたリハビリテーションを行うなど、きめ細やかな治療を行っていきたいと考えております。関節痛にお悩みの方はお気軽にご相談ください。

乳児股関節脱臼検診

当院は先天性股関節脱臼検診を行っています。
赤ちゃんの股関節が完成する前の、生後3、4か月で先天性股関節脱臼の検査を受けて下さい。股関節が「やわらかい」状態のほうが、先天性股関節脱臼が治りやすいため早期発見が大切です。当院では超音波(エコー)を用いた検査と、レントゲンによる検査が出来ます。
上記の2種類の検査方法をどちらか選択していただきますが、対象のお子様と担当医師の診察日が異なりますので、下記の情報をご確認のうえお越し下さい。

両検査とも予約制になりますのでお電話にてご予約ください。
授乳やオムツ交換を行う場合は所定の場所にご案内しますので、看護師または受付窓口にご相談下さい。また、授乳時にお湯が必要な場合は受付窓口にご相談下さい。
ご不明な点やご相談などございましたら、お電話にてお気軽にお問い合わせください。

超音波検査

担当医師:西田 恭博
※予約制 木・金曜日午後15時から1日3組まで
対象体重:8kg以下まで
対象月齢:4ヶ月頃まで

レントゲン検査

担当医師:西田 恭博
※予約制木・金曜日午後15時から1日3組まで
対象体重:制限はございません
対象月齢:制限はございません

先天性股関節脱臼とは?

出生時または生後数か月の間に、股関節が脱臼した状態を指します。名前が「先天性」となっているため、生まれつき起こっている病気だと思われがちですが、先天性股関節脱臼の9割以上が後天的なものです。最近では約1000出生に1人と比較的まれですが、万が一見逃された場合、跛行(足を引きずって歩く)などの障害を残す可能性もございます。

先天性股関節脱臼の原因は?
赤ちゃんが逆子で生まれた場合、出産時に股関節が脱臼することがありますが、多くの場合、赤ちゃんの自然な姿勢を妨げてしまうことが原因で起こります。
赤ちゃんの自然な姿勢は股関節と足がM字形になっている状態ですので、おむつや衣類を着用するときに足を無理に伸ばした形で行うと、先天性股関節脱臼の状態が起きることがあります。また、抱っこする時も赤ちゃんの足をまっすぐに伸ばした状態で行うと、先天性股関節脱臼につながる恐れがあります。

整形外科 医師

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