整形外科は、運動器の疾患、損傷の治療を行うところです。身体の芯になる骨・関節などの骨格系とそれを取り囲む筋肉やそれらを支配する神経系からなる運動器の機能的改善を治療する科で、背骨と骨盤というからだの土台骨と、四肢を主な治療対象にしています。
当院では、加齢により変形した関節疾患、打撲や捻挫、骨折、骨粗鬆症など患者様一人一人それぞれの多岐にわたる疾患に対して、親身になって応じ安心して治療に取り組めるよう心がけております。
当院は先天性股関節脱臼検診を行っています。
赤ちゃんの股関節が完成する前の、生後3、4か月で先天性股関節脱臼の検査を受けて下さい。股関節が「やわらかい」状態のほうが、先天性股関節脱臼が治りやすいため早期発見が大切です。当院では超音波(エコー)を用いた検査と、レントゲンによる検査が出来ます。
上記の2種類の検査方法をどちらか選択していただきますが、対象のお子様と担当医師の診察日が異なりますので、下記の情報をご確認のうえお越し下さい。
両検査とも予約制になりますのでお電話にてご予約ください。
授乳やオムツ交換を行う場合は所定の場所にご案内しますので、看護師または受付窓口にご相談下さい。また、授乳時にお湯が必要な場合は受付窓口にご相談下さい。
ご不明な点やご相談などございましたら、お電話にてお気軽にお問い合わせください。
超音波検査
担当医師:西田 恭博
※予約制 木・金曜日午後15時から1日3組まで
対象体重:8kg以下まで
対象月齢:4ヶ月頃まで
レントゲン検査
担当医師:西田 恭博
※予約制木・金曜日午後15時から1日3組まで
対象体重:制限はございません
対象月齢:制限はございません
出生時または生後数か月の間に、股関節が脱臼した状態を指します。名前が「先天性」となっているため、生まれつき起こっている病気だと思われがちですが、先天性股関節脱臼の9割以上が後天的なものです。最近では約1000出生に1人と比較的まれですが、万が一見逃された場合、跛行(足を引きずって歩く)などの障害を残す可能性もございます。