病院紹介Hospital Referral

当病院は、患者さまや市民の方のアクセスがよい国道39号線沿いに位置しています。最新の医療設備を導入し医療介護環境の充実を図り、地域の皆さまに親しまれる開かれた病院を目指しております。

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診療案内表Doctors Timetable

外来担当医師の診療表をご覧頂けます。
かかりつけ医の診療日を事前にご確認頂けますので、ご参考にしてください。
※医師の診療時間は都合により変更になる場合が御座いますので予めご了承ください。

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診療時間Opening Hours

平日 (午前) 9:00~12:00 / (午後) 13:30~16:30
土曜日 (午前のみの診療) 9:00~12:00
休診日 日曜日 / 祝日 / お盆 / 年末年始
面会時間 9:00~20:00

脳神経外科のご紹介

脳神経外科では、頭痛・めまい・しびれ・ふらつきなどの症状が現れる脳腫瘍や脳血管障害(脳梗塞・くも膜下出血,脳内出血など)をはじめ、顔面のけいれんや三叉神経痛、上肢や首・肩周りの痛みや痺れが発生する頸椎疾患など多岐にわたる診療を行っています。また高齢化社会と言われ久しい中、認知症の症状が多く見られるようになりました。
当院では認知症サポート医が在籍しており認知症の早期発見・早期治療に積極的に取り組んでいます。
軽い症状と思われても実は病気の初期症状かもしれません。スタッフ一同真摯にご相談にのっていきますので、いつもと違うと感じたことがあれば、ちょっとしたことでもお気軽にご相談下さい。

脳血管障害
急に手足が動きにくくなった、力が入らなくなった、歩行がふらつく、ろれつが回らないなどの症状は脳に原因がある場合があります(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)。症状の重症化を防止するためにも早期発見による予防、治療がすすめられています。
頚部
加齢によって骨が変形してきたり、靭帯が厚く肥厚してきたりすると脊髄が圧迫され様々な症状がでてきます。主に手指や腕のしびれ、肩の痛みの原因になることが多く、手の力が抜けるなどの症状が起こることもあります
認知症
何度も同じ話しをするなどの記憶力の低下や、怒りっぽくなったなどの性格の変化、ボーっとしていることが増えたり、落ち着きなく歩き回るようになったなどの行動の変化、認知症の症状は人それぞれです。当院では複数の検査を組み合わせて認知症の診断をしていきます。
頭痛
頭痛といっても痛みの強さ、場所、痛みが続く時間などは、人によって異なります
慢性的な頭痛(ズキズキと脈を打つような痛み、締めつけられるような鈍い痛みなど)は、片頭痛や緊張型頭痛、郡発性頭痛など日常生活に支障が起きるような頭痛があり、また、いつもと違う頭痛(激しい痛みが突然起こったり、痛みが日増しに強くなる、手足に麻痺があるような場合)は、くも膜下出血や脳腫瘍、髄膜炎など命に関わる危険な頭痛もあります。自分がどのタイプの頭痛なのかを知ることが大切です。

認知症外来

ご自身またはご家族に以下のような症状があれば認知症の初期症状かもしれません。

同じことを何度も言ったり聞いたりする
置き忘れや、しまい忘れが目立つ
物の名前が出てこなくなった
以前あった興味や関心が失われた
言い訳やウソをつくようになった
他人の意見を聞かなくなった
怒りっぽくなった
身なりを気にしなくなった

加齢に伴って誰にでも現れるこのような症状は、認知症かどうか区別がつきにくいものですが、疑われる症状がいくつもあり、次第に頻繁に現れるようになった場合認知症が疑われます。
普段の生活では、家族や本人が“何かおかしい”と小さな異変を感じても“一時的なもの大丈夫”と重大に受け止めず、初期症状のサインを見逃しがちです。
認知症治療においては、ここ20年でかなり進歩しました。元の状態に戻すことはできませんが、しっかりと治療を行うことで進行を緩やかにすることも、症状を改善させることもできる病気だということが分かってきました。
早期発見が治療のカギになるので、“何かおかしい”と感じた時を見逃さないでください。

当院は認知症サポート医が在籍しており、以下の複数の検査方法の中から症状にあった検査を組み合わせて診断しています。

検査方法

HDS-R:改訂版長谷川式簡易知能評価スケール

HDS-Rとは、認知機能の低下の有無を調べる検査の一つです。
9項目の質問形式で行われ、見当識(日にちや場所など)や即時記憶、遅延再生、計算力、語想起(言葉の流暢性)などを問う検査です。
30点満点のテストで10分から15分程度の短時間で実施できます。現在、医療や介護の現場でよく使用されている検査です。

MMSE:ミニメンタルステート検査

MMSEとは、認知機能の低下の有無を調べる検査の一つです。
11項目の検査からなり、注意力、記憶力、計算力のほかに言語能力や形を認識する力などの認知機能を検査することが出来ます。中には文字や図形を書く検査項目もございます。
30点満点のテストで10分から15分程度の短時間で実施できます。
上記のHDS-Rと同様に現在、医療や介護の現場でよく使用されている検査です。

VSRAD:アルツハイマー型認知症診断  ※MRI検査となります。

アルツハイマー型認知症では、内側側頭部(海馬・扁桃・喫内野の大部分)の萎縮が最も早く起こることが判明しています。従って、内側側頭部の萎縮を評価することが早期アルツハイマー型認知症における画像診断のポイントであるといえます。

VSRADは早期アルツハイマー型認知症に特徴的にみられる内側側頭部の萎縮の形態情報を解析 し、診断支援情報に変換するシステムです。このシステムの開発により、MRIの画像診断においてこれ まで目視では難しかった早期アルツハイマー型認知症診断の支援情報を提供することが可能になりました。

「VSRAD plus」では「扁桃を含む両側海馬傍回付近」を関心領域として着目していましたが、 「VSRAD advance」では「海馬・扁桃・喫内野の大部分」が含まれるようになり、アルツハイマー型認 「知症で特徴的に萎縮がみられる部位を、より広くとらえることが可能になりました。

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VSRAD advance 解析結果レポートのみかた

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1.「VOI内萎縮度」を確認

関心領域(内側側頭部:海馬・扁桃・喫内野の大部分)内の萎縮の強さを表す指標です。関心領域に おいて、Zスコアが正の値となるボクセルのZスコア平均値を示します。
※VOI内萎縮度が6を超える場合は、途中処理に失敗しているケースがありますので、VSRAD実施者にお問い合わせいただき、組織 「分割で失敗していないか」をご確認いただいてください。

2.「全脳萎縮領域の割合」を確認

脳全体の状態を表す指標です。脳全体の中で萎縮がみられるボクセルが何%存在するかを示します。

3.「VOI内萎縮領域の割合」を確認

関心領域(内側側頭部)の萎縮の広がりを表す指標です。関心領域の中で萎縮がみられるボクセルが何% 存在するかを示します。

4.「萎縮比(VOI内/全脳)」を確認

関心領域(内側側頭部)の選択的な萎縮を表す指標です。関心領域の萎縮が全脳の萎縮に対して選 択的であるほどこの値が大きくなります。

5.「スライス断面表示(標準脳 axial)」を確認
「スライスごとの萎縮の分布を確認します。この例では関心領域(内側側頭部)の萎縮が確認できます。
※関心領域は紫色の線で囲っています。
6.「脳表表示(標準脳)」を確認

脳の表面を8方向から捉えたもので、大脳皮質全体の萎縮状態を把握できます。アルツハイマー型認知症 (とくに若年発症の症例)で、内側側頭部よりも後部帯状回~模前部、および頭頂側頭葉皮質の萎縮が 優位な所見の評価に役立ちます。
※内側側頭部の萎縮は評価困難なため、スライス断面表示もあわせてご確認ください。
※VSRAD advance では、脳表から投影面に垂直な方向に16mm(8 ボクセル)中の最大値を表示しています。

担当医師

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